キャッシングを利用する時に必ず確認すべきなのが金利の数字です。
それぞれのキャッシング会社によって多少の違いはあるものの似たような数字の範囲内になる傾向があります。

たとえば、消費者金融系キャッシング会社であれば、実質年率で4％台後半からスタートし、最大で18.0%という風に設定されています。

この場合、融資額が多いと金利も低くなり、少ないと高い金利で契約することになります。
キャッシングを返済していくとなかなか返済が終わらずに生計を圧迫するようなことも出てくるのは、この利息の数字が思いのほか高く設定されていることの裏返しでもあります。

とくに、融資額が大きく返済が長期に渡る場合、わずかな利率であっても返済総額全体に大きく響いてきます。その差は、数万円から十万円単位に膨れ上がることもあり、キャッシングで事前の比較検討が大切だといわれるのはこうした意味も持っています。

銀行カードローンは融資を受けやすい？

銀行カードローンを利用すると消費者金融系と利率はさほど代わりはないものの、貸金業法による総量規制の対象外となるので融資を受けやすいというメリットがあります。
ただし、審査がより厳格となる傾向が強くなっています。

まずは最大利率で考えよう

金利を検討する上で大切なのが最大の利率です。
たとえば前述の消費者金融系であれば軒並み最大18.0%というケースがほとんどで、少ない金額を融資してもらう場合、この利息が適用されることになります。
最小の利率は融資限度額いっぱいまで契約ができたときのみであり、多くの人はいきなり300万円や500万円と言った融資枠は受けられませんので利息選びのポイントとなります。

なお、大手の消費者金融系キャッシング会社では初回に限り金利無料キャンペーンをしているところもあります。利息が発生しない期間はそれぞれのキャッシング会社によって違いがあり、1週間だったり30日だったりとさまざまです。

とはいえ、給料日まであと数日がピンチだというとき、緊急的な利用としてこうしたキャンペーンをしている業者を使うのも賢いと言えるでしょう。