悪質業者を見分ける5つのポイント

キャッシング選びでは申し込もうとするキャッシング会社がどういった企業なのかを確かめることが大切です。
キャッシング会社には大小さまざまなところがあります。
大々的にテレビで宣伝をしている知名度抜群の業者はもちろん、地域に根ざした小規模な業者まで存在します。

残念ながら、キャッシング会社の中には悪徳業者もおり、知らずに利用してしまって大きなトラブルを抱える消費者も少なからず発生しているのが現状です。とくに、キャッシングは保証人も不要で担保もなく融資が受けられるだけに一般の借金よりも利息が高くなっています。最終的にどの業者を利用しても完済しなければならないことに違いはありません。

ただ、貸金業法の改正によって総量規制が導入されて、融資が厳しくなってきたことから、どうしても借り入れが必要な人の中には大手よりも借りやすい中小業者を選び、高い利息で契約するケースも増えています。

全体の借入額が大きかったり、ブラックリストに入っているような場合、審査が通らない人に借りやすさをうたって違法に融資してくるのがキャッシングの悪徳業者です。
それでは実際に悪徳業者かどうかを見分けるためにはどのようなポイントから選べばいいのでしょうか?

見極めポイント1 ─── とにかく甘い文句で近づいてくる

悪徳業者に狙われる消費者の多くは他社からの借入額が膨らんでいてどこからも借りづらくなっている人です。キャッシングの初心者であればブランド力のある大手の消費者金融業者を選べばまず心配はないでしょう。

街角などにある貼り紙で「ブラックでも借りられます」といった甘い言葉と携帯電話番号だけが書かれているようなものを見かけますが、こうした相手先は悪徳業者と考えて間違いありません。絶対にあやしい宣伝文句には飛びつかないようにしましょう。

見極めポイント2 ─── 貸金業協会の加盟業者かどうか

正規で営業をしている貸金業者であれば貸金業協会という団体に加盟しています。
これは貸金業法をはじめとする規制法令にしたがって健全な運営をしているかの目安となります。
加盟には厳しい審査があるため、悪徳業者が加盟していることはないので公式ウェブサイトや宣伝広告に記載があるかをチェックしましょう。

見極めポイント3 ─── インターネットだけで判断しない

ネットから検索してキャッシング会社を選ぶことが急増している一方、ネットの情報を鵜呑みにして悪徳業者に引っかかってしまうケースも発生しています。
耳にしたことないキャッシング会社であったりサイトの内容に不審な点があるのなら選ぶのは避けたり、行政機関や消費者センターの窓口などで尋ねてみるようにしましょう。

見極めポイント4 ─── 利息が高すぎるのは注意

悪徳業者のことを「トイチ」(十日間で1割の利息を取る)ということもあるように、法律上では許されていない利息を要求してくるのが常となっています。
最初の説明では明かされないことも多く、後になってから気づくこともしばしばです。
少しでも不審な場合はすぐに警察や行政に相談しましょう。

見極めポイント5 ─── 貸金業登録番号をチェックする

キャッシングやローンなどを扱う金融業者は営業に当たって
財務局長または都道府県知事への申請によって登録することが義務付けられています。
正規業者であれば広告や公式サイトには必ず貸金業登録番号が
明示されていますので不安なキャッシング会社に申し込む前に確認をしましょう

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